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2017.05.01
[ゲームプログラマー]

岡澤遥香のポートフォリオVol.1

学生時代に感じたワクワク感を表現できたと思う作品

TITLE
僕、勇者(18歳・2015年)
 このゲームは卒業制作として取り組んだRPGゲームで、みんなに小学生時代に抱いたヒーローへの憧れを思い出してほしいという気持ちから始まりました。そのため、小学3年生の男の子が魔王の手によって乗っ取られてしまった学校を取り戻すという設定にしてプレイする人の気持ちが主人公に投影しやすいようにしました。

 自分がワクワクするものを遠慮なく作品に詰め込むことができたという点が学生ならではだなと思っています。 

特にこだわったのは主人公の武器や攻撃のエフェクトです。武器については、小学生という設定を大切にしてものさしやピコピコハンマーといった小学校3年生にふさわしいアイテムにしてリアリティを出すことで、小学校時代のワクワク感を表現できたと思います。その反面、攻撃のエフェクトはかわいい武器にそぐわない豪快なものにするなどしてコミカルさを演出しました。

 制作している段階で言うと、チームで本格的にゲームを制作するということが初めてだったので敵のグラフィック素材が足りなかったり、プログラミングに予想以上に手間取ったりするなどアクシデントは絶えませんでした。でも、経費と時間がない中でできるだけ楽しい作品を作りたいという気持ちを充分に込められたと思っています。

 完成した作品は、先生にプレイしてもらえる機会があったのですが「休日は1日中プレイしていたよ」と言われた時は本当に嬉しかったし、チームでゲームを作るということがどのようなことなのかを学ばせてもらえたゲームでもあります。

Vol.1 / Vol.2

PROF.

高校卒業と同時に流行の兆しを見せたスマートフォンゲームの制作に興味を持ち、TNWのゲーム総合学科に入学。その後、企業合同説明会にて自分が思い描くゲームの世界観を構築できるプログラマーに魅力を感じ、プログラミングを中心に学ぶ。現在はスマートフォンアプリの企画から運営までを行う株式会社ORATTAから好評配信中の『戦国アスカZERO』にクライアントエンジニアとして主にUIデザインを担当している。

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様々なクリエイターの作品に込めた思いを発信!

▼岡澤遥香さんの卒業校

東京ネットウエイブ ゲーム総合学科

在学中からチームで実践的にゲームを作ることができる学校です。アプリだけではなく、「リアル宝さがし」を運営する株式会社タカラッシュと一緒に、体感ゲームを制作することもあります。