作っていて1番ワクワクした作品
『逆転裁判』(CG・カット制作)(20歳・2016年)
私が入社して最初に携わった作品で、何もかもが初めてだったので、アニメが放送された時に自分がやった所が実際にテレビで動いていたりするのを観るだけで「動いてる!」と毎回感動していました。また、『逆転裁判』が夕方の放送という事もあって、家族や友人から「名前のってたよ」とよく言われていたので、毎日ワクワクしながら作業していました。
一方で初めての作品だったので、アニメの制作工程やCGについてまだまだ理解しきれていなく、毎日上司に教えてもらいながら作業していました。現在の会社は学校で使っていた物と同じソフトを使っていたのでCGの制作作業ではそこまでつまずかなかったんですが、絵コンテからどういう映像にしたいのか監督や演出の意図を理解して読み取るのが大変でとても苦労しました。
最初に携わった作品で、技術力が高く今も尊敬している上司がいろいろ丁寧に教えて下さったのも良かったです。この作品は、アニメのCGが楽しいものだと教えてくれた作品でもあり、ずっと続けていきたい仕事だと思わせてくれました。